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どろん子の5つの特徴

どろん子の保育の特徴をわかりやすくまとめました。

1. 四季を体感する外遊び


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真夏を除く晴れた日は、基本的に毎日外遊びに出かけます。園庭はないけれど、寺家ふるさと村周辺の自然豊かな野山が子どもたちのフィールドです。木や草花、生き物、泥に枯れ葉……自然の中では遊びがつきません。

その日によって行き先は様々で、大きい子たちは、どこに行くかを話し合うことから一日が始まります。ごっこ遊びやがけ登り、道なき道を行く探検…。大人が仕掛けた“保育”ではなく、子どもたちから生まれる“遊び”を大切にしています。そうして一見同じような毎日を繰り返していくうちに、自分で考える力や仲間を思う気持ち、まさに「生きる力」が育っていくのです。

また、どろん子のトレードマークでもある「草履」を履いて遊びこむうちに、指や足全体の筋力が発達し正しい姿勢が自然と身に付いていきます。

2. 少人数で異年齢が混じり合う保育環境


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どろん子では、散歩などの主な活動は大きい子(4、5歳児)と小さい子(2、3歳児)に分かれます。毎日のように一緒に遊び込み、笑い合い、時にぶつかり合う中で、学年を超えた絆が育まれていきます。

また、生活の場である保育室はいわゆる普通の一軒家。部屋の行き来が自由な時間帯は、より関わる年齢の幅が広がるので、まるでちょっとした大家族のよう。

そして、暮らしをともにする中で生まれる「ケンカ」を避けないのもどろん子の保育。ルールこそあれど、自分の気持ち、相手の気持ちに向き合う時間を大切にし、時に話し合いをしながら、少人数だからこその密度の高い関わり合いの中で心を育んでいます。

3. 身体を丈夫にする食事


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どろん子の「食」は、楽しく食べることをなにより大切にしています。毎日のように、野山や田んぼでたっぷり外遊びをしているから、給食は子どもたちにとって待ちに待った時間です。この空腹感があってこそ、食欲が高まり、さらに、遊びや生活の意欲へとつながっています。

園の近くで畑を借りて、野菜作りをしています。野菜くずを土にかえして土作りからはじめ、育てた野菜を収穫して食べる体験を大切にしています。

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毎月1回のクッキングも子どもたちの楽しみの一つ。うどん、クッキー、よもぎだんご…などを仲間と一緒に作る体験もまた、食への興味と関心を広げています。

どろん子の給食は、大切な教材でもあります。和食を中心に薄味で四季折々の旬の食材そのものを味わいながら食べること。それは、食域を広げ、丈夫な身体づくりのための味覚を育てます。

献立は、五分つき米や葉物、根菜類の野菜などしっかり噛んでそしゃく力を高めることも心がけて作っています。食材選びは、添加物、農薬、放射能などの化学物質の心配がないように、できる限り気を付けています。毎日の汁ものは、だしから作り、ぬか床、味噌、塩麹も手作りです。子どもたちが大好きなおやつは、素朴な食材でしっかりとエネルギ-補給ができるものを作っています。

4. 身体を育てるリズム遊び


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どろん子では、子どもの身体の発達をはかるリズム遊びを週1回行っています。さくらさくらんぼ保育のメソッドを取り入れ、散歩だけでは動かせない手先・足先・腕・脚・首・背・腹と、全身の筋肉をくまなく使うように工夫しています。

一人ひとりの発達の弱さを矯正、補強していくことも目的にしていますが、リズムの時間は、あくまでも子どもからの「たのしそう!やってみたい」という気持ちを大切にしています。形を教え込むのではなく、大きい子は大人のを見て、小さい子は大きい子のを見て覚えていきます。「うごいていて気持ちがいい!」という感覚を体で感じとり、さらに仲間と一緒にやることで楽しさも増し、体の表現力や仲間との社会性が身に付きます。

また、年長になるとリズムの延長として、民舞の荒馬踊りに取り組みます。年長の醍醐味でもあり、あこがれに満ちた小さい子たちの眼差しも真剣です。

5. ともに育てる


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どろん子の子どもたちを育てるのは、園のスタッフだけではありません。保護者もまた、自分の子や他の子どもたちの成長も一緒に見守る仲間です。多くの温かい見守りの目に包まれて、伸びやかに成長していきます。

様々な相互関係の中で「自分の意思を伝える力」や「相手を思いやる心」、「困難を乗り越える術」などが、子どもたちはもちろん、大人たちの中にも自然と育まれていきます。

地域のお年寄りの方々や小、中学生のきょうだい児、親子連れご家族などとの自由なふれあいも、日常的に多くあります。

おさんぽ会や保育参加、様々な行事を通して、子どもたちのいきいきとした輝く瞳に出会い、強い生命力を感じられることでしょう。

関連情報

NPO法人どろん子会 自然保育園どろん子
神奈川県横浜市青葉区寺家町112
どろん子ホームページプロジェクト
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